【座布団・風景】#01 京都で座布団に触れて考えた、綿入れ体験のようす。
座布団について考えたことはありますか?
2017年3月26日京都にある洛中高岡屋さんでマイ座布団綿入れ体験を行いました。こちらは毎年春と秋に開催するワークショップで、今年で3年目4回目の開催。
京都の五条に工房を構える「洛中高岡屋」さん。なんと創業は大正8年なんだとか。今回はそちらの工房で座布団について考えながらマイ座布団づくりをしました。
一人が座るのにちょうどいい大きさの座布団の綿入れを体験し、そのあと手のひらより一回り大きなサイズの「ひじ用京おざぶ」のかくし縫い、房つけの体験まで行いました。
時にワイワイ、時に真剣に座布団と向き合って楽しんだ様子をお届けします!
座布団について体感し考える2時間
当日は京都、愛知、兵庫、なんと東京からもお集まりいただきました!中には以前の体験に参加いただき1つ座布団をつくったら色違いを揃えたくなったという方も。うれしいですね。
13時になりいよいよ体験がスタートです。まず高岡屋の雜賀(さいか)さんから座布団についてのお話がありました。
座布団には「後ろ前」があることや、京座布団にはそれをひと目で見分けられる仕掛けがしてあること。実は座布団には「表裏」があるということ、座布団の四隅についている糸「角房(すみふさ)」の機能と理由の話。
どんな座布団が腕がいい職人がつくった座布団なのか、昔は嫁入り道具として持っていかせるほど生活の必需品だったというお話など、その場でしか聞けない座布団のお話をたっぷり聞く事ができました。
次はいよいよ、綿入れ体験の様子をお届けします!