オトナとコドモ、一緒に子供用まな板を仕上げるワークショップ
「オトナとコドモ」で、ずっと使い続けたい「良いもの」をつくるワークショップです。
小さい頃から、良いものに触れて親しませたい。と思うお母さんお父さんは多いと思います。今回取り上げるのは、生活の道具の中で、コドモも料理のお手伝いの中で触れる機会のある「まな板」。
実は、プロの料理人たちに愛用されているまな板は、イチョウの木で作られたもの。岐阜でつかい手に寄り添う木の道具をつくり続ける「woodpecker」の福井賢治さんを講師に招いて、この”イチョウのまな板”を親子一緒に作ります。
最初は、様々な木の種類(広葉樹と針葉樹)とその特徴、身の回りの道具のことをコドモにも分かるように、福井さんにレクチャーしてもらいます。
木の違いを知った後は、さっそく手を動かす時間です。あらかじめ下ごしらえされたまな板を、親子で協力しながら、小刀、サンドペーパーを使って角をとる作業をしてもらい、最後は焼きペンでの文字入れなど思い思いの仕上げで完成させます。この焼ペン文字入れが、コドモにとっては最も楽しいところかもしれません。
オトナが作業を教えているつもりでも、「うちの子、天才か!」と思えるようなコドモの手つきや感性に、いつのまにかオトナの方が色々なことを教えられている…なんてこともあるかもしれませんね。
そして、ずっとつかい続けるために大切なお手入れ方法のレクチャーを受けて、約2時間の体験は終了。オトナとコドモと職人と。どうぞこの夢のコラボによる道具づくりにチャレンジしてみてください。
コドモたちには、質の良いものを毎日の生活の中で、ごく自然に使い重ねて欲しいなと思っています。
この”ごく自然に”というところがポイントだと思っていまして、私自身、子供の頃から何気なく毎日使ってきたものを、今、大人になって思い返してみると「ああ、お父さんとお母さん、良いものを使わせてくれていたなぁ。だから今でもこれの使い心地が好きで使い続けているんだなぁ。」と思うんですよね。
ご自宅に持ち帰ったら、さっそく2つのまな板を使ってみてください。自分で作ったまな板を手にしたらきっとコドモたちは、たくさんお手伝いをしたくなることでしょう。まな板に入れた焼印を見て、ワークショップの思い出でずっと盛り上がれますね。福井さんにしっかりお手入れ方法も聞いているから、気軽に木のまな板を使い続けられるようになりますしね。
そうやって時を重ねて、いつのまにかコドモは、コドモ用のまな板を小さく感じるほどに成長していきます。でも、イチョウの木のまな板を使う感覚を、身体で覚えてくれていて、また自分でも選ぶようになってくれたら嬉しいですよね。
何より、「あのとき、お父さんやお母さんと一緒に作った!」とその時の思い出も一緒に蘇ってくるようなもの、それこそが、自分だけの”物語”を持つ、自分にとっての”良いもの”なのではないかと。
そして、そんな積み重ねが、自分にとっても家族にとっても、そして地域や世の中にとっても、”良いもの”を持続させることにつながるのではないかと思います。
「一生使いたい道具」をオトナとコドモで。みなさまのご参加をお待ちしています。
内容: |
親子で協力して、2種類のサイズのイチョウの木のまな板を仕上げます。 |
スペック: | イチョウの木のまな板:約320×120×25mm,いちょう(国産) / 無塗装(白木) イチョウの木のまな板:約180×120×25mm,いちょう(国産) / 無塗装(白木) |
日時: | 1月27日(日曜)10時〜/14時〜 ※約2時間を予定していますが、個人の作業スピードによって差が出ます。 |
定員: |
各回4組(8名) |
場所: |
にっぽん てならい堂(ひみつの小店) |
その他注意事項:
※現地までの交通費等はお客様ご自身でのご手配、ご負担となります。
※準備の都合上、キャンセルは1週間前迄とさせていただきます。
※スマホからお申込いただく際に、クレジットカード決済通信中に通信が途切れてエラーとなるケースがあります。カード決済をする際は、電波の安定した状況で行って下さい。