【年初めに!】簡単!本革”がまぐち”を2つも作れるワークショップ
千葉市美浜区にある皮革工房に伺って、カワイイ本革のがまぐちを、2つ作れるワークショップです。
ご友人、ご夫婦、親子で1つずつ作るのも良し。個人参加で2つ作っちゃうのもよし!
好きな革と裏地を選んで、ミシンを使わずに貼り合わせ、口金と革との接合も簡単にできる内容ですが、小振りながらもしっかりしたがまぐちができますよ。
春に使い始めるお財布は「春財布=張る財布」。膨らんだカタチが金運をアップしてくれるらしいですよ。けれど、大切にしたいと想うモノを守ることが、がまぐち本来の役割でもあります。
難しくないので、小学校3,4年生くらいのお子さんから体験可能です。本革なので、使い込むほどに味わい深くなる本革のがまぐち。柄も豊富なので選ぶところから楽しめちゃいます。口金のパチンと気持ちいい音を響かせてみましょう。
まず、好きな本革と裏地を選ぶところからスタート。今回のがまぐちは、比較的しっかりした本革を使って作ります。どんな組み合わせにしようかと、選ぶ時間も楽しいですよ。口金(くちがね)は、丸いカタチと四角いカタチの2種類からお選び頂けます。
ちなみに、今回のがまぐちには自由にデコレーションも出来ちゃいます。革によってできる加工に向き不向きがあるので、説明を聞きながら選んでみてくださいね。
本革も裏地も、カラフルで可愛いものがたくさん!手に取って感触を確かめながらお気に入りを見つけてみてください。
今回できるデコの一つが、電気ペンで模様を描くというもの。熱で、革の表面を焦がすことで模様を付けていく方法です。イラストやイニシャルなどを描くことも。
刻印をつけることもできます。様々な模様の刻印棒があるので、自由に選んでくださいね。練習用の革もお渡しします。
練習用の革を型抜きして、キーホルダーにしてみました。いろんな型があるので、そちらも選べますよ。
革にデコれる飾りカシメ(ストーンリベット等)もご用意しています。縁ギリギリだと口金が入らなくなるのでお気をつけて。
デコが完成したら、革に裏地を接着していきます。曲げながら貼り付けるとシワになりにくいのだとか。
中川さんやサポートしてくれるスタッフの北川さんがいますので、都度確認したり相談したりしながら進めていきましょう。
革と裏地の接着が終わったら、いよいよ口金との接合です。差し込むだけでできますが、それだけだと外れやすいので、紙紐を入れてノリ付けも行い、しっかりとくっつけていきます。
教えてくれるのは、がまぐち職人歴50年、多数の業界関係者から信頼を寄せられている、有限会社ナカワの中川守和さん。長年、幾多の大手革小物ブランドの受託製造を行ってきており、その品質には定評があります。
上質な本革を使い、長年の経験によって培われた技術を活かして、一点一点丁寧に革小物を仕上げています。がまぐちはもちろんのこと、革小物全般の製作を行っています。
がまぐちは、見た目の可愛らしさはもちろん、機能性もある優れ物。パカっと大きく開くので、出し入れしやすかったり、片手だけで開閉できるメリットがあります。パチンという音の響きも素敵ですね。小銭を入れるお財布としての用途が中心になっていますが、大切にしたいと想うモノを守ることが、がまぐち本来の役割です。
海外製の安い革小物が日本で普及し始めた頃から、国内のがまぐち需要と共に職人も年々減っていき、残念ながら今では殆どいないのが現状です。本革でがまぐちを作れる職人は、全国でも一握り。がまぐちの文化やその技術を、次の世代へとつなげていきたい。しかし、どうすれば良いのか・・・という想いが、中川さんにはあると言います。
てならい堂は、実際に作って手に入れる体験をすることで、改めてがまぐちの魅力を知り、そのことが次につなげていくことに繋がるのではないかと考えました。
本革は、触れて心地よく、使い続けると馴染んでくる素材。長く使ってもらえるがまぐちを作りたいという想いで、本革にこだわったがまぐちを50年作り続けてきた中川さんだからこそ、誰よりもがまぐちの魅力を知っているし、そんな方から教わったがまぐちの魅力は、きっと次の世代へと繋がっていくと、てならい堂は思いました。
ショップ兼工房となっている中川守和匠店は、最寄駅である稲毛海岸駅から徒歩約15分、近くで止まるバス停もあります。東京からであれば、京葉線で一本で来れますよ。
2つ作れるがまぐち。どんな作品が出来上がるのか今から楽しみです。皆さんのご参加をお待ちしています。
ちなみに、午後に違う種類のがまぐちづくりも行いますので、こちらも見てみてくださいね◎
【開催場所】
中川守和匠店
千葉県美浜区高浜4-12-2 稲浜ショップ内
開催場所までの行き方:
JR京葉線 稲毛海岸駅から
・徒歩約15分
・千葉海浜交通バス、海浜公園入口行にて「稲浜ショップ」下車
JR総武線 稲毛駅から
・千葉海浜交通バス、海浜公園入口行にて「稲浜ショップ」下車
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