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みなさん、お家で眠っている着物や浴衣ってありませんか?

おばあちゃんの着ていた着物、サイズが合わなくて着れないけど、捨てるには忍びない。でもどうしたらいいかわからなくて持て余している、、なんてお話をよく耳にします。

そんな方のために、着物のプロに教わる「着物をほどいてワンピースを仕立てる」ワークショップを開催します!

ほどくって、適当にやってもできてしまうものなのですが、実は着物って正しいほどき方があるんです!この機会に、ちゃんとしたほどき方をプロに教わって、さらに素敵なワンピースに生まれ変わらせませんか?

*これまでにてならい堂の~初めての運針~にご参加いただいたことのある方々に向けた、ワークショップとなります。何においても和裁はまず、運針から。どうぞご理解くださいませ。

今回つくるワンピース。こちらはウールの着物で仕立てています!アレンジで袖なしバージョンにもできます◎

着物は本来、全てを手縫いし仕立て直して着続けていけるもの。洋裁が「ほどけないようにしっかり縫う」のに対し、和裁では縫い直すことを前提として「ほどきやすいように縫う」ものです。

以前「着物をほどく」ワークショップを開催したのですが、その先の何かをつくるところまでやってみたい!というお声を多くいただきました。今回は、ほどく~仕立てるところまで全3回でやれちゃう盛りだくさんなワークショップです。定員4名と少人数での開催なので、じっくりしっかりと教えていただけますよ◎

1回目:ほどく

2回目:裁ち、縫い始め

3回目:縫い終わり、帯づくり 

みなさんにはお好きな着物や浴衣をご持参いただくのですが、できれば、自分で洗える素材だと普段使いできるからおすすめです!洗える素材かわからない場合も、ひとまずお持ちくださいね。

*お家にちょうどいいものが無いという方は、リサイクルショップで探してみても◎お手軽にかわいいものが手に入りますよ。

最後には可愛い帯づくりも!締めるとまた違った印象になり可愛いです◎

こちらは浴衣地で仕立てたワンピース。浴衣地ならではの柄が目を引きますね!夏なら、インナーを変えてさらりと着ても絶対かわいい!

教えてくれるのは、和裁愛に溢れた仕立て屋ユニット「ツヅクキモノ」の土橋さん。どうしてもハードルが高く感じてしまう着物の世界ですが、カワイイ生地を見つけて盛り上がったり、自作の小物を本当にさりげなく使いこなす土橋さんを見ていると、着物や和裁の世界も、ごくごく日常的な愉しみのひとつなんだと気づかされます。

そんな土橋さんと一緒に、ワイワイとお互いの着物を見せ合いながら、チクチク愉しい時間を過ごせたらと思います。

仕立て屋ユニット"ツヅクキモノ" 「着物は決して無くならない。続いていく」という信念を ユニット名に託し、着物に触れる機会をもっと増やして欲しい、 もっと着物を気軽なものにしたいと願い、活動しています。

仕立て屋ユニット”ツヅクキモノ” 「着物は決して無くならない。続いていく」という信念を ユニット名に託し、着物に触れる機会をもっと増やして欲しい、 もっと着物を気軽なものにしたいと願い、活動しています。

昔の人は、着物を羽織や布団に仕立て直し、その形を変えながら使い続けていきました。まっすぐな生地(反物)を直線で裁つので何にも使えない形のハギレが出ることはなく、そこからきんちゃく袋や小銭入れなどの小物も作っていました。着物を自分で作ったり着たりする機会が少なくなった現代の私たちですが、「ものを受け継ぐ」「手直しをする」「よみがえらせる」など、和裁には多くの大切なことが含まれているような気がします。

着物をほどいてみると、仕立てたのはプロか素人か、柄のところは糸の色を変えているんだなとか、繕って大切に着ていたんだなとか、その着物の歴史やどんな風につくったものかがわかるそうです。そんな些細な発見を、そして自分の手で何かを生み出す喜びを、ぜひこの機会にお楽しみください!