『woodpeckerの木の道具』のonlineつくり手直買会
おうちにいながらにして、つくり手と話しながら買い物ができるonlineつくり手直買会を開催します。
岐阜で木のものづくりに取り組むwoodpeckerの福井さんと、てならい堂とそして、お客さんをつないで、まな板やカッティングボードなど気になる商品のあれこれを伺います。
woodpeckerさんといえば、何と言っても道具に適した樹の種類へのこだわりから始めるものづくり。
お手入れをしながら、長く使い続けることが前提というのも、てならい堂が考える重要なポイントの一つ。
おうちの居心地を左右する道具について、この機会に見直してみませんか。
日程はご都合を聞いて、調整します。あ。買わないこともあるのがお買い物ですから、お気軽にどうぞ!
てならい堂ではモノの手に入れ方を見直しています。
ただなんとなく買うのではなくて、つくり手との距離を近づけて手に入れて欲しいなと思います。ワークショップもその一環ですが、このつくり手直買会はつくり手に質問しながら買い物ができる機械です。
そうやって手に入れたものは、きっとお家の中でも存在感を発揮して、使うことが楽しみになるはず。
北欧のインテリア文化がとても豊かなのは、雪深い冬におうちにいる時間が長いから、とはよく聞く話です。
家にある道具のひとつひとつが好きなものであって、使うことに楽しみを感じるものならば、家にいる時間が長いことが、そのまま楽しい時間が長いことにつながりますよね。
つくり手の皆さんも、今年は、百貨店などでの販売機会が失われ、商売に大きな影響を受けています。また、今後徐々に経済が再開したとして、景気の落ち込み次第では、その影響がとても心配な状況です。
そんな時期だからこそ、つくり手にとっても、今までと違うやり方を探すことに最適なタイミングと言えます。てならい堂は、未来のためにできることを探すつくり手と一緒に仕事がしたいと思っています。
こういう機会がなければ、出会うことのなかったかもしれない、つくり手とつかい手。双方にとって、良い機会になればいいなあと思います。
本日ご紹介する商品はこちら。
今回ご紹介するのは、岐阜でものづくりに取り組むwoodpeckerさんの品々。てならい堂でもまな板のワークショップでお馴染みです。
料理をする機会も増えていますが、道具への愛着は、「家の事」を仕事から楽しみに昇華させてくれますよね。
山に囲まれた岐阜という土地でものづくりに取り組むwoodpeckerさんの商品は、ひとつひとつ、その道具に最適な木の種類を突き詰めるところから始まります。
まな板は昔から、板前さんの間で、いちょうが一番と言われてきたそうです。
その柔らかくも、けれど柔らかすぎない適度な吸い付く様な感じが、刃物を傷つけず長持ちさせるからだそうです。板前さんが使うものと同じもの。それだけで、もう説明は十分な気がします。
世の中には、ひのきであったり、桐であったり、他にも色々と選択肢がありますが、woodpeckerさんは「いちょう」と絞ってますので、いちょうを選ぶ理由にご納得いただけたならば、あとは形と大きさですね。
ここはお好みと、台所の形と、みなさんの家事の癖と、このあたりで選んでいただけたらいいのかなと。つくり手にじっくりと、使い勝手を相談してみだくさい。
また、まな板と並ぶ代表商品がカッティングボード。こちらは山桜。
まな板を英語で言えばカッティングボードなワケですが(笑)、はたしてその違いは何なのか。つくり手に意味を聞いてみると、とても合点がいくことがあるものです。
洗濯板やターナーはひのき。トレーはけやき。と、木の種類を意識してみると、私たちの生活の物語に奥行きが出るようで、楽しいんですよね。
木のまな板は使っているうちにどうしても黒ずんできてしまいますが、さて、これはどうしたものか。
黒ずんだまな板に困り果てて、どうにかしてくれというご相談が多く、woodpeckerさんでは、まな板の削り直しのサービスが人気です。
黒ずんでも実は問題なく、また黒ずみを抑える方法もありますから、このあたりはぜひ、実際にお話をきいてみてください。
手入れしながら長く使い続けられるのかどうかは、これからは特に、私たちの道具選びの基準の一つですよね。
北欧・デンマークで数々の名作椅子をデザインしたウェグナーは、こう言ったそうです。「私がデザインに込めた物語は、一度には伝わらないでしょう。けれどこの椅子を使っていくうちに徐々に伝わっていくものだと思っています。」
徐々に伝わる物語。ぜひ、「使い続ける」ということを、皆さんの生活に加えて欲しいです。
自分のおうちの居心地をつくる要素のひとつに、道具があるのは間違い無いですよね。
woodpeckerのいちょうの木のまな板は、そもそも福井さんが奥さんへのプレゼントとしてつくったのが始まり。
「私も欲しい」という知り合いの声に応え、実際に使ってみた奥さんの声を聞いて改良を加えて、さらにはお客さんの声を反映させながら、woodpeckerを代表する品に育ちました。
「誰かのための道具」であるということが、当たり前のようで、実は最近、当たり前でなくなっているような気もします。
「私のための道具」という感覚を持てたなら、それはきっと生活の中で、存在感を増すんだと思うんです。その道具に宿る自分だけの物語が、ふわっと生活の中に漂ってる様な感覚、っていうと伝わりますかね。
私のための道具を手に入れる手段としての、つくり手と直接話すという機会、ぜひ活用してみてください。
内容 : |
・オンラインで、お客さん、つくり手とにっぽん てならい堂の3者をつないだ、いちょうの木のまな板をはじめとする、woodpeckerさんの木の道具の販売会です。 ・事前予約制で、1組ずつの接客となります。 ・オンラインミーティングアプリ「zoom」を使用します。(無料。アプリのインストールが必要です。) ・自分にはいらないなとか、もう少し考えたいと思ったら、もちろん買わなくてもOKですよ。 |
参加の流れ: |
1)ページから申し込む |
日時 : |
2020年10月〜11月 |
キャンセル | 前日までにお願いします。 つくり手さんの時間を確保していただいています。止むを得ない場合意外の当日キャンセルは極力お控えください。 |