六月八日の森を育む土地のフィールドワークショップ〜里山カボスの収穫と蒸留体験編〜 2024
今年も開催します!六月八日の森を訪れる、里山カボスの収穫と蒸留体験。
日頃は都会に住み、森と離れて暮らす私ですが、ふと出会う美しい森や自然。綺麗だなーと思うこと、あります。その森は誰が作り上げた風景なんでしょ。
豊かな自然は人が手入れをすることで出来上がるもの。そんな森の守人、大分県 耶馬渓で林業を営む久恒山林さんから生まれたアロマブランド、六月八日(ろくがつようか)さんのモノづくりを実際に体験出来ちゃう!という、ずーっとやりたかったワークショップのご紹介です。
年に一度でも、森を訪れて、手を動かす機会があったならば、私達の生活はもっと違ったものになる。そんなことをずっと想っていました。てならい堂に”森と人との関係”をいつも教えてくれる大分耶馬溪の六月八日の森。
森のアロマのブランド『六月八日』さんは、普段、森とは距離のある私たちに、森から採れるエッセンシャルオイルや、森の素材そのものも届けてくれます。使われる素材は間伐材や無農薬、自然栽培などにこだわった素材のみ。
そして全て自社蒸留で丁寧に作られています。100%天然の精油や芳香蒸留水はもうほんとに良い香りなんです。そのこだわりのモノづくりをされている六月八日さんにてならい堂が上陸しちゃいます。
この「てならい」は、「フィールドワークショップ」と名付けてみました。土地を訪れたその瞬間から、ワークショップは始まります。てならい堂スタッフと一緒に、感覚を研ぎ澄ませて、いつも以上に深く、見て・聴いて・嗅いで・触って・味わってみてください!
2日間の開催で、1日のみの参加もOK!1日目と2日目と開催内容が違うので、2日間体験ももちろんOKです。
大分県のカボスの生産量は日本一。なんと大分のカボスは全体の9割以上を占めるんだとか。。。なんでそんなにカボスが多いのかな?と不思議ですよね。1980年頃に大分県の全市町村で始められた一村一品運動。この地域振興の活動によって、たくさんのカボスが植えられたそうです。
しかし時は流れ、その時植えられたカボス達を収穫できずにいる住民の人も増えてきてしまいました。そこで六月八日さんがそのカボス達を収穫し精油にすることを始めます。植えられてから何十年も自然栽培で無農薬で育ってきたカボスはそれはもう良い香り。収穫から精油抽出、さらにはカボスの果汁までも人の手で循環させながらのモノづくりが続けれられています。
毎年春頃にてならい堂で開催しているカボス精油を使ったアロマ作りワークショップ。その時に使うカボス精油は前年秋に収穫したものを熟成させて出来たもの。
カボスの収穫時期もカボスが一番香豊かになる時期を試行錯誤しながら検討されたこの開催時期だけ!この時期に精油にするのがベスト!という時期だそうです。その収穫から精油抽出までを体験できる2日間となってますよ。
ここからは各日のスケジュールのご紹介です。(個人的に楽しみなのが、六月八日さんの久恒家住宅。。。文化財登録される程の建築物だそうです。)
1日目【9月28日(土)】里山カボスの収穫と六月八日の森体験
13:45 | 中津駅南口集合→久恒家住宅(六月八日) |
14:00~ | 久恒家住宅(六月八日)→耶馬溪かぼす畑へ移動 |
14:45~ | 耶馬溪かぼす畑にて収穫開始! |
16:00~ | 六月八日の森へご案内。森の散策。 |
17:30~ | 六月八日の森→久恒家住宅(六月八日)へ移動 |
18:00 | 解散。中津駅まで送迎 |
2日目【9月29日(日)】里山カボスの皮むき蒸留体験。嬉しいお昼ご飯付き。
9:45 | 中津駅南口集合→久恒家住宅(六月八日) |
10:00~ | 久恒家住宅(六月八日)カボスの皮むき&絞り開始! |
11:30~ | 蒸留スタート |
12:00~ | みんなでお昼ご飯タイム |
13:00~ | お昼ご飯終了後、関戸さんによるアロマワークショップ |
14:30~ | みんなで喫茶タイム |
15:00 | 終了。六月八日さんの直営店へご案内。中津駅まで送迎 |
1日目には林業に携わる、久恒山林の社長さんから直接森を観察しながら話を聞ける事、大正時代から残っている有形文化財の久恒邸へ訪問できる事、さらには里山カボスを収穫し、2日目には実際に精油になる過程まで体験できる。。。アロマが好きな方はもちろんですが、森や自然が好きな方、モノづくりの裏側を体験してみたい方にはとても充実した2日間になるのではないでしょうか。
そして、2日目のお昼ご飯と、喫茶タイム。。。六月八日のスタッフであり料理家でもあるAu goût-thé(オウグテ)の中島貴美代さんによる大分の山、海の旬の素材を使用したお食事と喫茶をご提供いただけるそうです。お写真も少し掲載しましたが、当日までどんな食材、どんなカタチで出てくるかはお楽しみ!(アレルギーなど、事前に個別に確認致しますので、ご安心くださいね。)
さらには!両日共に嬉しいお土産付き。なんと贅沢な内容なんでしょうか。。。普通の大分観光では味わえない中津、耶馬溪を存分に堪能してくださいね。
フィールドワークショップをきっかけに、その土地をもっと知ってもらえるようにと「六月八日の森のフィールドマップ」も用意しました。中津・耶馬溪は、迫力のある渓谷や山や樹々がとても美しい場所です。こだわりのお店や温泉、中津と言えば!!の唐揚げ屋さんも沢山ありますよ。ワークショップの前後には、マップを片手に大分を散策してみてくださいね!
「六月八日の森のフィールドマップ」はこちらから
この時期だけの「カボスの収穫と蒸留」を特別に体験させてもらいます。六月八日の森を育む、大分の土地を実際に訪れて巡って、森の恵み、畑の恵み、それらを食に、生活に採り入れる方法を、五感で感じてみませんか。
これまでに六月八日のエッセンシャルオイルに触れた人はもちろん、初めての方も、実際に森に入って、その恵みを自分たちの手で採り入れることで、森との距離を縮める2日間に、きっとなるはずです。
※過去に開催した際の体験レポート「てならい後記」を記載しています。気になる方は是非ご覧ください。
【てならい後記】六月八日を育む森のフィールドワークショップ
※5月31日(金)10時迄はサポート会員限定の申し込みになります。
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9月29日(日)→2日目:里山カボス皮むきから蒸留まで。※お昼ご飯と喫茶タイムもあり。