手間ひまかけて作られる美味しさ。てならい堂の”食”
ワークショップやPOP UPで限定販売している食品。全国のつくり手が丁寧に作る食品をいつでもお買い求めいただけるよう、常時取り扱いを開始しました!
てならい堂の食の選定基準
てならい堂は、つくり手の手間ひまが美味しさをつくると考えています。
自然の素材のままをシンプルに届ける。
伝統の製法を守り、伝える。
そんな思いで作られる食品は、手間暇が余計にかかるし、安価にはできない。でも、だからこそ、心身で美味しい!を感じることができます。
現在のラインナップ
〈こだわりの調味料〉
米味噌、ディップソース、おかか、京だし、京ぽん酢、そばつゆ
〈ご飯のおとも〉
じゃこ各種、おかず味噌
〈糀製品〉
手づくり糀、米麹甘酒
〈コーヒー豆〉
すでにお気に入りをリピートしていただいてる方も、まだ試してない方も、神楽坂ストアでお待ちしています。試食もいっぱいしてくださいね。
※下記つくり手の紹介から、てならい堂のオンラインストアもご覧いただけます。
つくり手の紹介
◯糀屋団四郎味噌
日々の暮らしに欠かせないお味噌。美味しいお味噌は、じーんと遺伝子に沁みわたりますよね。
新潟は新飯田地区で昔ながらの美味しい味噌を作る団四郎味噌さん。創業は1932年です。4代目の藤井寛(ゆたか)さんと康代さんには、味噌仕込みワークショップで毎年お世話になっています。
味噌に使う大豆とお米は全て国産原料。大豆、糀(米)、塩、とシンプル極まりないから、素材の美味しさが味噌の美味しさに直結します。
味噌の命は糀(米)。糀屋団四郎の名の通り、糀にこだわる団四郎さんでは、現在では珍しいヘギと呼ばれる道具を使った手作り糀を使っています。
もう一方の主役である大豆についても、現代のお味噌は技術革新により、この大豆を煮る時間を短縮するのが一般的ですが、団四郎味噌では100年(!)ものの和釜でじっくりと蒸し上げて使います。この手間が、やっぱり旨さにつながってるんです。
いつもの食卓に。お世話になっているあの人への贈り物に。
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◯丸眞
丸眞は、神奈川県藤沢市にある鰹節問屋・削り節メーカー。ルーツは文化5年(1808年)に、屋久島の地で7代前のご先祖がかつお節づくりをしたのが始まりです。
200年の時を経て、先祖から受け継いだ知識や経験をもとに神奈川県湘南で創業した丸眞は、日本の食文化として誇るべき旨味“UMAMI” の知恵を日本文化のエッセンスとしてとらえ、その本物の味わいを家庭に届けてくれます。
だし作りのポイントは“鰹節の質”。魚種(鰹節類の魚の種類)の組み合わせを選択するのも重要ですが、かつお節の質を見極め、味のバランスを調整していくことが大切なのだそう。
荒本節を原料としたおかかは、一度花状に薄く削ってから細かく加工され、すっきりとした風味です。
そばつゆは、調味料では珍しい、保存料、化学調味料を無添加で、更にタンパク加水分解物、酵母エキスも使用していない手軽かつ本格派。まさにお店の味をご家庭で味わえる商品です。
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◯津乃吉
おじゃこや京だしは、京都の佃煮屋”津の吉”のもの。「食べ物は命を繋ぐもの」と考え、全ての商品をつくられています。
佃煮や京だしは、ちりめん山椒をつくる際にできる、じゃこのエキスがたっぷりしみ出たじゃこだしを使っています。そして、出し殻をほぼ全て活かし切るように商品をつくっているという、やさしい商品づくり。
無添加の商品が作りたいのではなく、美味しいものを作るのに添加物が必要なかったという考え方。作り手の想いが味になる商品です。
津の吉のおじゃこやお味噌は、ご飯がススム米泥棒なんですが、素材それだけで食べてもからだに沁みる美味しさです。
ぜひ実際にお試しください。
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◯樋桶の郷
ほんの少し前まで日本のほとんどがそうであったように、米を育て、野菜を育て、必要なものを作り、暮らしている里山の集落があります。九州・耶馬溪でお米や大豆の自然栽培を行っている”樋桶の郷”(ひおけのさと)です。
手入れがままならない田畑や耕作放棄地を皆で管理していくため、集落の全員が組合員となり、お米や大豆を無農薬・無施肥で育てられています。大地の力をそのまま受け継いだお米や大豆でつくるお味噌や甘酒は、まさに身体に染みわたる美味しさです。
昔ながらの杉室蓋で醸した米麹と餅米を合わせた甘酒は、ほのかな木の香り、程よい甘さとフルーティーな味わいが特徴です。瓶詰め後に加熱処理をせず、酵素の働きかけが強い生あま酒を瓶詰めしています。冷蔵保存で賞味期限は2ヶ月ほど。
最初飲んだとき、甘酒のイメージがガラッと変わりました。ごくごく飲めちゃう美味しさで、なめらかな甘さの後から杉の香りがふわっとくるんです。
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◯COFFEE ROOTS
世界中を飛び回るコーヒーのスペシャリスト、 倉持晋作さんが2023年に設立したCOFFEE ROOTS。自ら産地に入り、その土地に合う品種や精製方法を現地のコーヒー生産者さんたちにアドバイスしたり、共同生産をしています。
コーヒーメーカー、商社等で、原料買付、焙煎、品質管理、農園運営、JICAコーヒープロジェクトなど多岐にわたる業務に携わってきた倉持さんは、海外の小規模生産者と共同生産、自社輸入・自社製造を手掛けて、日本市場に新しく素晴らしいコーヒーを届けてくれています。
そんな倉持さんがこだわるのは、小規模産地。
「特に厳しい生産環境を強いられる、小規模な生産者さんを応援したい。情熱的で、こだわりある生産者のきもちがこもった、個性豊かなおいしい味を大切にしたい。そうした個性の集まりが、コーヒーの最大の魅力だと思うので。」
なぜ小規模生産がいいと思うのか聞いてみると、個性的で品質が高いことに加えて、「コーヒーづくりにおいて大切な、<テロワール(気候や土壌などの栽培環境)、品種、プロセス>これが小規模の生産地だと明確にわかるところ」だそう。
どんなに個々の生産者がこだわっても、全部混ぜちゃって分かんなくなっちゃう、なんて話も聞きますよね。はっきりと誰がつくったのかが分かるということに信頼をおけるというのは、てならい堂も共感するポイントです。
まだ世間では見かけない、とっておきのコーヒーたちをお試しください。
※てならい堂オンラインストアは後日公開予定。
【開催場所】
tenaraido kagurazaka (s)store
東京都新宿区矢来町118 千種ビル 2F
東西線 神楽坂駅 より徒歩1分
都営大江戸線 牛込神楽坂駅 より徒歩7分
※神楽坂通り沿い、1Fが【BAR&CAFFE M’S】さんになります。